農林水産業
11日前
株式会社TOWING
TOWINGと日比谷花壇が業務提携、花き業界の脱炭素化を推進
2025年8月8日、TOWINGと日比谷花壇が業務提携し、花き業界の持続可能な生産を目指します。TOWINGが開発した高機能バイオ炭「宙炭」を活用し、温室効果ガスの削減とカーボンニュートラルの実現を目指します。この取り組みは、日比谷花壇の環境方針に沿ったものであり、日本の花き産業の持続可能性向上に貢献します。

2025年8月8日、名古屋大学発のグリーン&アグリテックスタートアップであるTOWINGと、日本の花卉リーディングカンパニーである日比谷花壇が業務提携を発表しました。この提携により、TOWINGが開発した高機能バイオ炭「宙炭」を日比谷花壇グループの卸部門である株式会社フレネットHIBIYAを通じて花き生産者へ提供し、持続可能な花き生産を推進します。

「宙炭」は、独自のバイオ炭前処理技術と微生物培養技術に農研機構の技術を融合させた革新的な農業資材です。土壌の健康を促進し、化学肥料の使用を削減、有機転換を促します。さらに、農地への炭素固定を通じて温室効果ガスの削減にも貢献することで、花き生産における環境負荷の軽減とカーボンニュートラルの両立を実現します。

日比谷花壇は、2024年にSDGsの実現に向けて「well-blooming project(ウェルブルーミングプロジェクト)」を始動し、環境課題の解決に向けた取り組みを進めています。また、2025年7月には、人・地域社会・地球環境の3つのWell-beingの実現を目指す「環境方針」を発表し、花き業界として初のエコステージ認証を取得しています。

TOWINGは「サステナブルな次世代農業を起点とする超循環社会を実現する」をミッションに掲げ、この提携により、花き分野で初めて「宙炭」を本格的に活用できることとなりました。今後、日比谷花壇との連携を一層深め、日本の農業全体の持続可能性向上に貢献してまいります。

PR TIMES [プレスリリース]
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