PLiBOT株式会社は、2025年9月1日に新しい設備・ロボット統合管理ソフトウェア「PLiBOT Gen.2」を販売開始します。このソフトウェアは、異なるメーカー製のAMR（Autonomous Mobile Robot）や建物設備との連携を可能にし、工場や倉庫の効率化を支援します。

昨今、社会問題となっている工場・倉庫における人手不足・効率化の解決策としてAMRによる自動搬送が注目されています。しかし、異なるメーカー製AMRやエレベーター・シャッターなどの建物設備との連携ができないため、大幅な改善とはならないケースが目立っていました。

それらの問題点を解消するために、PLiBOTは設立以来、人とロボットをつなぐプラットフォームとして多くのお客様にご利用いただいてきた「PLiBOT WRCS」を大幅に刷新し、設備・ロボット統合管理ソフトウェア「PLiBOT Gen.2」を開発、販売を開始しました。

今回のアップデートでは、国際的に広く利用されている標準規格との互換性を高め、さらに異なるメーカーの自律走行ロボットを共通マップ上で統合できる機能を搭載。より柔軟で拡張性のある運用が可能になりました。

製品名：PLiBOT Gen.2（プライボット ジェネレーションツー）

主な特長：
・異なるメーカー製AMRの統合制御
従来は実現できなかった異なるメーカー製AMR同士の連携により、交差点での衝突や狭い通路でのお見合いがなくなります。また、機種選択がメーカーラインアップに縛られる事もなくなり、選択肢が大きく広がります。メーカー毎の操作方法を習得する必要もなくなります。
・エレベーター・シャッターなどの建物設備との連携
建物設備との連携によって、異なるフロア間での搬送が実現いたします。また、シャッターの開閉を最小限に抑えることで、工場内の空気環境を一定に保ちます。
・ERPやPMSなどお客様システムとの連携
搬送物や搬送数量をお客様のシステムと連携することで、在庫数や出荷数などの一元管理が行えるようになります。
・遠隔での稼働状況の監視・指示
本社や工場事務所などAMRから離れた場所からでもリアルタイムの稼働状況が把握できます。また、突発的な搬送や非常時の緊急停止なども離れた場所から操作可能です。

発売日：2025年9月1日

PLiBOT株式会社は、2022年8月にスーパーゼネコンの株式会社大林組からスピンアウトした、AMRに関するソフトウェアの開発・販売およびAMRの輸入販売を行うインテグレータです。ソフト・ハードに加えて、導入前コンサルティングから導入後の保守メンテナンスまでを一貫して行っております。

PLiBOT株式会社について

・所在地（本社）：東京都葛飾区青戸3-2-2
・代表者名：佐藤正明
・資本金：2.5億円
・事業内容：物流関連ソフトウェア販売、AMR輸入販売、据付、保守メンテナンス、AMR受託開発インテグレーション、物流DX コンサルティング、その他物流関連機器販売

PLiBOT株式会社のウェブサイト：https://www.plibot.co.jp

お問い合わせ先

PLiBOT株式会社
営業本部　営業企画部
TEL：03-6662-6595（平日9:00-17:00 土日祝除く）
e-mail：info@plibot.co.jp