2025年8月21日、総合防災企業の株式会社サイボウとバッグメーカーのエース株式会社が共同開発した新スーツケース「テオフィールドHS」が発売されます。このスーツケースは、旅行と非常時の両方に対応する機能を備え、日常生活に無理なく防災を組み込める製品として注目されています。

「テオフィールドHS」は、エース株式会社が展開するバッグ＆ラゲージブランド「ace.（エース）」より、2025年8月21日（木）から直営店、SAIBOU PARKを含む各オンラインストア、主要百貨店・専門店で発売を開始します。旅行だけでなく、自宅での防災用品保管や非常時の持出しなど、幅広いシーンで活用できる新しい防災スーツケースです。

開発の背景には、近年増加する自然災害リスクと、防災用品の保管場所に課題を感じる人々の声があります。このスーツケースは、旅行時以外はデッドスペースになりがちなスーツケースの活用に着目し、防災用品を収納できるインナーケースや、避難時に背負える着脱式ハーネスを備え、室内に馴染むデザインにすることで、日常に自然と“備え”を取り入れられる仕様となっています。

「テオフィールドHS」は、防災用品を収納できる専用インナーケースが付属し、旅行時以外はスーツケース内に収納して保管できます。また、大型60Φ双輪キャスターを採用し、段差や荒れた道でもスムーズに移動できます。さらに、避難所や狭い宿泊施設でも開閉しやすいフロントオープン仕様となっており、防災用品やかさばる荷物の収納に適した1気室構造を採用しています。

この新スーツケースは、防災の重要性を再認識させ、日常生活に防災を組み込む新しい試みとして、多くのビジネスパーソンに注目されています。