2025年8月、ブラウン研究所（所在地：埼玉県）は、猛暑による熱中症を防ぐための新しいリモコン「ReReCo（リリコ）」を一般発売開始しました。総務省消防庁によると、2025年8月11日～17日の1週間で5,141人が熱中症で救急搬送されました。こうした状況は、屋外だけでなく自宅の中でも油断できないリスクがあることを示しています。特に高齢者や子ども、ペットは熱中症リスクが高いため、家庭での対策強化が急務です。

この深刻な状況に対し、ブラウン研究所はクラウドファンディングで大きな注目を集めた「安心リモコン ReReCo」を、ついに公式オンラインショップにて一般販売を開始しました。2025年5月に実施したクラウドファンディング「Makuake」では、応援購入総額は11,332,622円、購入者数1,196人という大きな成果を記録しました。

ReReCoは、温度センサーを搭載し、設定温度を上回った時に自動でエアコンを起動する機能を備え、停電復旧時にも自動で再起動します。発明者の長澤幸義氏は、10年以上お付き合いのあった一人暮らしの高齢女性との出来事が、ReReCo開発の原点となりました。ReReCoは、大切な人の暮らしを守るために生まれたリモコンであり、単なる便利な道具ではなく、“安心を届けるパートナー”として、これからも誰もが安全に暮らせる社会づくりに挑んでいきます。