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6日前
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国立映画アーカイブがサイレントシネマ・デイズ 2025を開催
国立映画アーカイブは、2025年11月25日から30日にかけて、上映企画「サイレントシネマ・デイズ 2025」を開催します。この企画では、世界各地で開催されている無声映画祭と同様に、生演奏や弁士の説明を付けて無声映画を上映します。デジタル復元された『除夜の悲劇』や、齋藤寅次郎の『明け行く空』など、無声映画史上の傑作を6プログラム6作品で上映します。

国立映画アーカイブがサイレントシネマ・デイズ 2025を開催


国立映画アーカイブは、2025年11月25日から30日にかけて、上映企画「サイレントシネマ・デイズ 2025」を開催します。この企画は、世界各地で開催されている無声映画祭と同様に、生演奏や弁士の説明を付けて無声映画を上映するものです。


今回の企画では、デジタル復元された『除夜の悲劇』(1924)の国内初上映をはじめ、生誕150年を迎えたD・W・グリフィスの『大疑問』(1919)や、近年新たに収蔵した齋藤寅次郎の『明け行く空』(1929)など無声映画史上の傑作を6プログラム6作品で上映します。


見どころ



  • 『除夜の悲劇』デジタル復元・最長版の国内初上映

  • 当館が所蔵する最も完全に近い版(小宮登美次郎コレクション)を主素材として、欠落を他の複数のフィルム素材で補ったドイツキネマテークとの共同復元版を、国内で初めて上映します。


  • 齋藤寅次郎、水島あやめの貴重な現存作品『明け行く空』のニュープリント上映

  • 全盛期に製作された代表作の多くがフィルムが現存していない齋藤寅次郎の代表作をニュープリントで上映します。この作品は、日本映画史における女性脚本家の先駆けであり、のちに児童文学作家となる水島あやめの数少ない現存作品でもあります。


  • 多彩な顔ぶれによる弁士・伴奏付上映

  • 弁士・伴奏付上映には多彩な顔ぶれが勢揃いします。また、エレクトロニック・アーティストとしても世界的評価の高い音楽家・Phew氏が伴奏する『燈台守』(1929)の上映も予定されています。



上映作品



  • 『大疑問』(1919、米国、D・W・グリフィス)

  • 『除夜の悲劇[デジタル復元・最長版]』(1924、ドイツ、ルプ・ピック)

  • 『ヴァリエテ』(1925、ドイツ、エヴァルト・アンドレ・デュポン)

  • 『明け行く空』(1929、日本、齋藤寅次郎)

  • 『燈台守』(1929、フランス、ジャン・グレミヨン)

  • 『月世界の女』(1929、ドイツ、フリッツ・ラング)


開催概要


企画名:サイレントシネマ・デイズ 2025(英題:Silent Film Days 2025)


会期:2025年11月25日(火)-30日(日)


会場:国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZU[2階]


主催:国立映画アーカイブ


協力:株式会社 橋本ピアノ


HP:https://www.nfaj.go.jp/film-program/silent202511


問合せ:050-5541-8600(ハローダイヤル)


チケット料金:詳細はHPをご確認ください。

PR TIMES [プレスリリース]
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