
ウィブル証券、日本株現物取引APIの提供を開始
2025年8月27日、米国Webull Corporationの日本拠点であるウィブル証券株式会社が日本株現物取引APIの提供を開始しました。これにより、既存の米国株取引APIに加えて、日本株現物株式の取引機能をAPIで提供可能となり、国内主要オンライン証券として初めて日本株と米国株の両方に対応する取引API環境を実現しました。
開発の背景として、世界の金融市場がボーダレス化する中、複数の市場を同一システムで取引したいというニーズが個人投資家・法人投資家の双方で高まっています。当社では、米国株取引APIをご利用中のお客様から寄せられた「日本株にも対応してほしい」という要望を受け、日本株現物取引APIを開発しました。
新たに提供する日本株現物取引APIの特徴は、対応市場が日本株現物取引(東証上場銘柄)であり、低レイテンシーの発注基盤で高速取引をサポートすることです。想定される活用シーンとしては、日本株と米国株取引時間をまたいだ24時間近い取引戦略の構築、マーケットデータと連動した自動売買プログラムの運用、API連携による独自取引ツールの開発などが挙げられます。
日本株と米国株の両市場をひとつのAPI環境で操作できることで、データ管理や発注作業の手間を大幅に削減できます。さらに、スピーディで柔軟な取引基盤により、従来は難しかった高度なアルゴリズムや自動売買の戦略も、より簡単に試し、改善していくことが可能です。投資家のみなさまは市場のチャンスを逃さず活用でき、開発者のみなさまはアイデアをすぐに実装して検証できるため、日々の運用や戦略構築が格段に効率化されます。
今後も当社は、投資家の皆様にとって革新的かつ利便性の高いサービスの提供を通じ、新たな投資体験の創出を目指してまいります。ウィブル証券の新たなOpen API 機能の詳細については、弊社Webサイトにてhttps://www.webull.co.jp/open-apiをご確認ください。