株式会社アートチューンズは、2025年6月30日から池袋駅で新たなアート・サイネージ・プロジェクト「#Jack in Signage（ジャック・イン・サイネージ）」を始動します。このプロジェクトは、アーティストの作品を放映することで、都市の余白に芸術を流れることを目的としています。池袋駅は世界第3位の利用者数を誇る巨大ターミナル駅で、1日約265万人が利用しています。利用者の約76%が乗り換えでの利用であることから、駅構内は多様な人々が交錯する場となっています。

このプロジェクトは、池袋駅が持つ文化的な多様性と人々が交差する都市の特性を最大限に活かし、新たな表現の可能性を提示します。第一期（6月30日〜）では、都市の中で誰もが偶然出会える展示「#Jack in Signage：PUBLIC EXHIBITION」を展開します。広告の狭間をジャックした、公共空間での展示プロジェクトです。アーティスト神楽岡久美の作品が、朝〜夜まで人通りが絶えることのない東武線改札口とJR山手線改札口目の前「池袋オレンジロードビジョン」に映し出されます。

また、大きなスクリーンに映し出される作品に足を止める人も多い「池袋中央通路ツインピラー」では、アーティストZENの作品が展示されます。続く第二期（10月27日〜）では、新企画「#Jack in Signage：Research in PUBLIC」を展開し、サイネージを用いて公共空間そのものをリサーチの場にします。街ゆく人々の声を収集し、アート作品へ還元する実験的なリサーチ・プロジェクトです。

展開場所は、JR線、東武東上線、丸の内線の乗換交差場所で、アートと人が偶発的に出会う「新しい都市の交差点」となります。このプロジェクトは、株式会社シネブリッジが提供するサイネージを通じて、人々の日常に新たな価値を届けます。