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18日前
豊橋市
豊橋市が南海トラフ地震対策の家具固定インストラクター講座を開催
愛知県豊橋市では、南海トラフ地震に備え、家具の転倒による被害を軽減するための家具固定インストラクター養成講座を2025年8月30日に開催します。この講座は、家具の転倒防止対策を学び、地域の防災訓練などでその知識を広めることを目的としています。講座は午前と午後の2部制で、各回40名を対象に無料で実施されます。

南海トラフ地震に備え、愛知県豊橋市では、家具が倒れないように固定するスペシャリストの養成講座を2025年8月30日(土)に開催します。家具の固定は手軽にできるうえ、地震での被害を大幅に軽減できる重要な減災対策です。ぜひ、家具固定の手順や施工方法を学び、地域の防災訓練などでその知識を広めてください。

大地震が発生するたびに、家具の転倒やテレビなどの落下による負傷者があとを絶ちません。被害を最小限に抑えるためには、日頃の備えが不可欠。家の中を点検し、家具の転倒・落下防止対策を講じることが命を守る第一歩になります。

豊橋市では、地域の防災訓練などで、家具固定の必要性や方法についての啓発活動、アドバイスなどを行う人材を「家具固定インストラクター」として養成するほか、家具転倒防止器具の購入や業者の取り付けにかかる費用の一部を助成しており、安心安全な住まいづくりを支援しています。

この講座では「家具固定インストラクター」の養成を目的に3時間の講習を実施します。「地震の時の室内の危険性とその対策」に関する講義に加え、工具を用いたネジ・金具取り付けや下地センサーを使った取付箇所の確認、ガラス飛散防止フィルム貼付など、実践的な内容が学べます。講師は、東日本大震災や熊本地震などの被災地で多数の倒壊家屋調査などを行った「たくみ設計室」の鈴木啓之氏です。

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