
WILLER EXPRESS、高速バスの未来を担う「ハイウェイパイロット」の高卒採用を開始
WILLER EXPRESS株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役:平山幸司、以下「ウィラーエクスプレス」)は、安全とサービスを両立したワンランク上の運転手「ハイウェイパイロット」の高卒採用を、2026年春入社より新たに開始します。ウィラーエクスプレスは、業界全体で深刻化する人手不足への対応に加え、ハイウェイパイロットの育成強化を通じて、お客様目線の安心・安全なサービスの提供に取り組み、今後もバス業界の発展に貢献してまいります。
採用の特徴
- バス業界の人手不足解消に向け、採用対象を高校卒業予定者まで拡大
- 単なる「運転手」ではない、一人前の「ハイウェイパイロット」としてのキャリアを提供
- 入社1年目には運行管理・接客・車両整備補助を経験し、基礎を習得
- 3ヶ月間の泊まり込み研修施設「WILLER LABO」で、安全運転・接客・社会人基礎を徹底教育
- 自動車免許がなくても入社可能!第二種大型免許の取得費用は全額会社負担(約40万円相当)
- 年齢・経験にとらわれずスキルに応じた評価制度で、早ければ入社1年で年収600万円を目指せる
背景 ~若年層のお客様に寄り添い、交通インフラの未来を切り拓く~
近年、バス業界全体で深刻な人手不足が課題となっており、高速バスの運行を担う人材の確保は喫緊の課題です。ウィラーエクスプレスでは、この課題に対し、2024年より運転手を「ハイウェイパイロット」へ呼称変更や給与体系の改善、ハイウェイパイロット育成研修施設「WILLER LABO」の開校など、様々な取り組みを進めています。今回の高校生採用の開始は、これらの施策をさらに推し進め、若年層の確保と長期的な育成を目指すものです。
デビューへの道 ~未経験から一人前の「ハイウェイパイロット」へ~
ウィラーエクスプレスは、「車を運転する仕事がしたい」「自分の力で何かを成し遂げたい」という熱い思いを持った高校生を募集します。
入社1年目は、基礎業務の習得のため、運行管理業務や接客、車両の洗車・清掃を経験していただきます。免許取得が可能になるまで、ハイウェイパイロットとして安全運行を担う上で不可欠な車両や運行に関する知識と視点を養う貴重な機会です。万が一、ハイウェイパイロット以外のキャリアに興味を持った場合でも、運行管理者としての経験は別のキャリアパスを検討できる選択肢となります。
その後、免許取得可能年齢になった方から、第二種大型自動車運転免許を取得していただきます。通常40万円程度かかる免許取得費用は全額補助します(※)。免許取得後は、「WILLER LABO」にて、約3ヶ月間の泊まり込みで研修を実施します。ここでは、運転技術の習得はもちろんのこと、接客接遇や社会人としての基礎も徹底的に学びます。これまでに「WILLER LABO」を卒業したハイウェイパイロットからは、「基礎を1から学べたので、未経験の自分にとって本当にためになる研修だった」「先輩たちが寄り添って育ててくれるので、少しずつ自信に繋がっている」といった声も上がっています。
「WILLER LABO」卒業後は、各営業所にて指導運転士のもと運行ルート研修や運転研修を行い、実際にお客様を乗せてハイウェイパイロットとしてデビューしていきます。
※普通自動車免許については前借り制度を用意(給与より天引き)
WILLER EXPRESS株式会社 代表取締役 平山幸司よりコメント
「移動の未来は、人から始まります。高校生からプロフェッショナルへ成長できる道をつくることで、バス業界に新しい可能性を広げたい。」
バス業界の発展に向け貢献 ~若手が輝けるフィールドでハイウェイパイロットを「憧れの存在」に~
今回の高校生採用は、人手不足により維持が危ぶまれる交通インフラの安定的な提供に貢献する一例となると考えています。当社では、年齢や経験に関わらず、個々の実績と能力を正当に評価する体制を整えています。そのため、高校卒業後の若手でも高収入を実現できる環境を用意しています。
厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査※」によると、高卒の平均年収は約346万円(平均賃金/月:28万8900円より試算)とされていますが、ウィラーエクスプレスでは早ければ入社1年で年収600万円を目指すことも可能です。これは、経験や資格の有無にかかわらずチャレンジできる、新たなキャリアパスのひとつです。
私たちは、単にバスを運転する「運転手」ではなく、「安全とサービスを両立したワンランク上の運転手」を「ハイウェイパイロット」と呼んでいます。「ハイウェイパイロット」が、将来を担う若者にとって「憧れの存在」となるよう、会社全体で育成に力を入れてまいります。
※厚生労働省「令和6年賃金構造基本統計調査
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2024/dl/14.pdf