
ベネッセ、Udemyの個人向けサブスクリプションプランを月額2,292円で開始
株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山県岡山市、代表取締役会長兼社長:岩瀬 大輔)は、米国Udemy社が運営するAI学習支援機能付きオンライン学習プラットフォーム「Udemy(ユーデミー)」の個人向け定額制プランの提供を開始しました。本プランは、月額2,292円(税込)から「Udemy」の約29,000講座が受け放題になるサービスです。
これまでの「Udemy」の従量課金制(1講座ごとの購入)サービスに加え、新プラン導入により、個人が今まで以上にデジタル・ビジネスをはじめとした最新スキルを学びやすい環境づくりをしていきます。
新サービス提供の背景
ベネッセは、2015年に米国Udemy社と業務提携を締結し、本年3月に日本でのサービス提供開始から10周年を迎えました。6月末現在、国内の利用者は220万人を超えています。これまで「Udemy」の個人向けプランは、従量課金制サービスのみの提供でしたが、生成AIをはじめとするIT分野など、急速に多様化・高度化する学習ニーズの高まりを受け、本年5月より個人向け定額制プランの試験導入を開始したところ、多くの反響をいただき、このたび正式に同サービスの提供開始を決定いたしました。
サービスの概要
新プランは、月額2,292円(税込)で約29,000講座が受け放題となり、従来の従量課金制プランの1講座あたり2,600~27,800円(税込・定価)と比較して、より手頃な価格で幅広い学習コンテンツにアクセスできるようになります。
サービス提供にあたってのコメント
飯田 智紀(いいだ とものり)株式会社ベネッセコーポレーション 執行役員 社会人教育事業領域担当(Udemy日本事業責任者)は、このようにコメントしています。
今回の個人向け定額制プランは、海外でもすでに好評をいただいており、日本での試験導入の際にも、「複数の講座を気軽に試せる」「継続的に学びやすい」といった声を多くいただきました。人的資本経営が注目されるなか、生成AIの急速な普及により、学びのニーズは個人レベルでもますます多様化・高度化しています。こうした変化に対応するためにも、個人が自分のペースで関心のあるテーマに取り組める柔軟な学びの環境を整えることが重要だと考えています。ベネッセは、Udemy社との連携を通じて、これからも社会人一人ひとりの可能性を広げる学びの環境づくりに取り組んでまいります。
米Udemy社 CEO ヒューゴ・サラザンも、このように述べています。
このたび、日本におけるAIリテラシーの高まりに応えるべく、「Udemy」において個人向け定額制プランを新たに提供開始できることを大変嬉しく思います。「Udemy」は、世界中の人々が自らの可能性を広げるための学びの場を提供することを使命としています。本プランは、利用者が自分のペースで、関心のある分野を自由に探索できる柔軟な学習スタイルを支援するもので、提供開始以来、社会人のキャリア形成を支える学びのパートナーとして機能してきました。日本市場においても、個人の学びをより身近に、継続しやすくする選択肢として、多くの方に活用いただけることを期待しています。「Udemy」は今後も、AIを活用した学習支援機能とともに、技術と教育の融合を通じて、学びに向き合うすべての人の成長を支えてまいります。
「Udemy」および「Udemy Business」概要
Udemy(ユーデミー)は、米国Udemy社が運営する世界8,100万人が学ぶオンライン学習プラットフォームで、AIによる学習支援機能を搭載しています。世界中の「教えたい人(講師)」と「学びたい人(受講生)」をつなげ、最新の生成AIからビジネススキルまで、幅広いテーマを学ぶことができます。法人向けの「Udemy Business」は、Udemyで公開されている世界25万以上の講座から、厳選した30,000以上の講座を定額で利用できるサービスです。