環境
10日前
PUMPMAN株式会社
アジアの豪雨都市を変えるDotconのグローバル戦略
PUMPMAN株式会社が開発した透水貯留浸透コンクリート「Dotcon」は、東南アジアの豪雨都市における水循環型まちづくりモデルの構築を目指しています。Dotconは雨水を地中に還元することで、都市型水害や地下水枯渇などの課題を解決します。さらに、松島栄一氏の参画により、Dotconはグローバル展開を加速させ、アジア各国での官民連携プロジェクトを形成していきます。

PUMPMAN株式会社が開発した透水貯留浸透コンクリート「Dotcon」は、東南アジアの豪雨都市における水循環型まちづくりモデルの構築を目指しています。Dotconは、従来の舗装材とは異なり、雨水を地中に還元することで、都市型水害や地下水枯渇などの課題を解決します。

Dotconは、インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナムの4カ国において、ゼネコンとの連携による実証導入プロセスを開始しました。これらの取り組みは、日本の五大商社のネットワークを活用しながら、熱帯モンスーン型都市における水循環型まちづくりモデルの構築を目指しています。

Dotconは「舗装そのものが貯水し、浸透する」機能を備え、東南アジアにおける気候変動適応型都市インフラとして注目されています。Dotconは、地表での雨水吸収、一時貯留、地中還元、熱放散などを通じて、都市型洪水、地下水枯渇、ヒートアイランド、排水インフラ未整備地域の生活環境悪化などの課題に対処します。

さらに、製造業や都市インフラDX領域で豊富な実績をもつ松島栄一氏が取締役に就任したことで、Dotconは「技術力」だけでなく「戦略構築力」という武器を得て、より多面的な成長軌道を描き始めました。現地に根差す日系企業との連携を起点に、Dotconの導入拡大と市場形成を段階的に展開していく計画です。

Dotconはすでに日本国内での導入実績を積み重ねており、世界では韓国、スイスに輸出済みです。さらに中東・アフリカ・ハワイで導入についてプロジェクトが進行中です。今回の東南アジア展開は「高温多湿かつ急成長する都市」に対する次の一手となります。

PR TIMES [プレスリリース]
ニュース一覧