東京コミュニケーションアート専門学校（TCA／東京都江戸川区）グラフィックデザイン専攻の卒業生が、ユニクロが主催する世界的Tシャツデザインコンペティション「UTGP2025（UNIQLO T-shirt Grand Prix）」において、ロンドンを代表する現代美術館・テート・モダンとのコラボレーション企画で「テート賞」を受賞しました。受賞作品「Eternal Bloom」は、過去の偉大な芸術家フィンセント・ファン・ゴッホの生命力あふれる筆致と鮮やかな色彩からインスピレーションを受け、未来を担う子どもたちが描いた花の絵を融合させたデザインです。歴史的な芸術遺産と現代の創造力を結びつけ、「未来への希望と可能性」をテーマに表現しています。

UTGPは、ユニクロが2005年から開催している国際的Tシャツデザインコンペティションです。毎年、世界中のアーティストやデザイナー、学生から数千点を超える応募が寄せられ、優秀作品はユニクロのTシャツブランド「UT」シリーズとして商品化され、世界各国の店舗・オンラインストアで販売されています。2025年は、開館25周年を迎えるテート・モダンとのコラボレーションが実現。「未来を創る（CREATE THE FUTURE）」をテーマに作品が募集され、各国から寄せられた膨大な応募の中から本校卒業生の作品が見事「テート賞」に輝きました。

受賞作品「Eternal Bloom」は、発売直後から店頭でも注目を集めています。歴史と現代を融合させた本作品は、日常のファッションを通して未来への希望を表現するものとなっています。

TCAでは、業界最前線のプロ講師による直接指導と、企業やブランドとの産学連携プロジェクトを通じて、学生が在学中から実践的な経験を積むことができます。今回の受賞は、在学中に培ったデザイン力と発想力が、国際的舞台で評価された好例といえます。