
ELSOUL LABO B.V.、Solana Alpenglowコンセンサス採用を支持し移行支援を発表
ELSOUL LABO B.V.は、Solanaの新しいコンセンサス「Alpenglow」採用を支持し、移行作業を全面的に支援すると発表しました。これにより、Solanaのバリデータ運用における日々のタスクを自動化し、設定の標準化と品質の平準化を実現します。
Alpenglowによるレイテンシ短縮とSolanaの進化
Alpenglowは、最新のコンセンサス研究を取り入れ、現在12.8秒程度かかっているブロックのファイナライズが、おおむね100〜150ミリ秒で完了する見込みです。約100倍規模の短縮は、アプリケーションの体感性能に直結し、Solanaをさらに高速で扱いやすいプラットフォームへ押し上げます。
SLVによる移行支援
Solanaバリデータ運用では、クライアント設定、監視、更新、切替などの業務が日々求められます。SLVは、こうした日々の運用タスクを自動化し、設定の標準化と品質の平準化を実現します。
新規および既存バリデータにとっての実益
運用を理解しているバリデータほどSLVの価値を明確に感じます。繰り返しがちな作業を正しく自動化し、アップデートの都度発生する調整を最小化します。SLVを採用するだけで作業時間を確保しやすくなり、さらにパフォーマンスの向上が見込めます。
ネットワーク全体の品質向上に向けて
Solanaの運用品質は、各バリデータの運用品質の総和です。SLVは高品質な手順をオープンソースで共有し、誰もが同じ水準のオペレーションを再現できる状態を目指します。結果として、ネットワーク全体のレイテンシ短縮と安定化に寄与します。
ELSOUL LABO B.V.は、ハイパフォーマンスなバリデータ設定に加え、この「安全なノーダウンタイム移行環境」を成立させるために、報酬や収益を度外視した多数の実験を重ね、ときにダウンタイムも経験してきました。実際の経験こそが未然防止に最も有効であり、その学習結果は標準手順としてSLVに十分に織り込まれています。